2016年6月29日水曜日

東京都知事候補者選び(2):出たがりの小池さん、よくぞ固辞した桜井さん

東京都知事候補者選びが混沌としてきた。出たがり屋の自民党の小池さんは「崖から飛び降りた」つもりで出馬表明、自民党が狙っていた前総務事務次官の桜井さんは、よくぞ固辞した。

小池さんの出馬表明も自民党都連支持しないというし、勿論自民党本部も突然の出馬表明に驚き違和感を持っている。「様子を見ながら」と本人は言うが「勝つ当て」があってのことか。自分に人気、知名度に自信があってのことか。

一方の桜井さんは「家族に迷惑はかけたくない」と固辞したそうだ。良く固辞したと思う。本当はこういう人に出て欲しかったのだろうが、知名度を息子さんに頼る自民党の考え方には同調出来なかったのではないか。さすが群馬出身者だ。

テレビの情報番組は、最後は安倍さんの説得しかないと言うが、安倍さんに説得されて翻意したのでは政治家として信用がおけない。

高級官僚だと企業の社外取締役など東京都知事の報酬ぐらい稼げる道は多いのではないか。

野党の民進党も蓮舫さんが固辞したために候補者の玉不足が目立っている。自民党との協調などないと言うから、東京都政よりも党利党略に拘っているのだろうから東京都民にとっては迷惑な話だ。

これだけすっきり決まらず、ゴタゴタの末に出馬の話を持ってこられても余り嬉しくはなく「やる気」も怒らないのではないか。

玉不足で出てくる人材はどんなのか。


選択条件も人気、知名度から政策中心の「地味でクリーン」になればそれだけでも大きな進歩だ。

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