2016年6月14日火曜日

舛添さんの「少し猶予」?:オリンピックがそんなに大事なのか

舛添さんはリオ五輪まで「少し猶予を」と懇願した。都政とオリンピックとどちらが大事なのか。オリンピックがそんなに大事なのか。これほど信用を落としているのに後3ヶ月何が出来るというのか。窮地に立つ舛添さんが組織委員会の森さん、遠藤オリンピック担当相と笑顔で肩をたたき合っているシーンを見たが、強気の背後に森さんらの支持があるのか。

総務委員会の集中審議も肝心なところは「政治の機微に触れる」と言い、「記憶にない」「精査する」そして謝罪と反省の連発で何ら疑惑の解明には至らず辞職や不信任案提出で迫られたが、舛添さんは「リオ五輪まで猶予」を懇願した。

14日は自ら「辞職を」と都議会議長に諭されたようだが頑なに拒否の姿勢だ。

猶予されたとして何をするつもりなのか。

都民の信用を落としているのだから都民を代表する事など背任行為ではないか。人を騙し、税金を好き勝手に使い、指摘されなければ反省しない政治姿勢に問題があるのだ。甘ったれてはいけない。

信用を落としているのに政策運営に「知事の印」を押せるのか。対外的仕事で相手が信用するか。

そして、東京オリンピックを守る必要があるのか。リオ五輪はブラジル政変のまっただ中、東京オリンピックは招致でワイロ疑惑が発覚している。JOC会長は責任逃れに必死だ。

おまけに大会運営費はうなぎ登りで森さんは2兆円と言ったが舛添さんは3兆円とも言う。誰が責任を持って推進しているのか。運営費が高騰しても国にはカネがないので東京都が負担を強いられる。

舛添さんはリオから旗を受け取って帰りたいのだろうが、数回の出張で15億円(?)を予定していると報道されているのを見たが冗談だろう。

東京を世界一の都市にしようと2年前に出馬、道半ばで死んでも死にきれないというが、3ヶ月では何も出来ない。
15日の最後の議会で不信任案が提出され、可決される段取りと言うが、舛添さんは辞任を拒否していることは、解散に打って出るつもりか。議会が解散しても舛添さんが失職するのは間違いないのだ。

舛添さんは政治生命を絶たれたことになる。後の事は考えず潔く辞任すべきだ。今の顔が東京の顔であって欲しくない。


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