2018年5月7日月曜日

希望もう解体:変遷する野党に何故、存在感がないのか


希望の党が7ヶ月で解体、変遷する野党だがどうして存在感がないのか。政治手法、政策課題で自民党と差を出そうとするが似たり寄ったり、なんと言っても政党の「顔」がないのだ。

新聞では自民党は政策、国会審議で優位に立っているが、野党に関する報道はゴタゴタが中心で国民からすれば「何をやっている」と思う。大事な政策でもそれぞれが好き勝手なことを言ってまとまりがない。

大同団結でここはまとまろうという意識に欠けているのだ。皆が主導権を握ろうと執行部を批判する。

選挙の度に「生き残りをかけどう動くか」が主要なテーマになる。自分が新しい党を立ち上げる勇気、実力などない。

政治手法も右翼政治、中道、保守リベラルと言うが、今の自民党だって保守、リベラルが混在し、いざというときは台頭してくる。中道として希望、民進が「国民民主党」を立ち上げたが自民党とどう差を付けるか。立憲民主が政党支持率では第2位の12%で野党第一党だ。これだって自民党がリベラル色を出せば存在感がなくなる。

国民民主党に参加しなかった岡田さんや安住さんは地域政党を立ち上げるという。中央のゴタゴタに嫌気が差し地元を固めると言うことか。

それにしても「党の顔」が見えない。

旧社会党では「山が動いた」と名言を発した土井さん、「政権交代」の小沢さん、自民党の逆境を逆手に「自民党をぶっ壊す」といった小泉さん、そして何故返り咲いたか安倍さん。今は「強い日本」の顔になり外交で頑張っている(?)

そして小池さん、都知事選に乗って中央にも影響を与えたが如何に銭「無党派層」の支持は強固ではない。「排除」発言で逆風が吹く。更に自民党との差が出せず安倍総理の抱き込みに逢い補完勢力としてみられるようになった。

野党ではなかったのだ。支持者が離れるのも早かった。
野党議員は自分の生き残りだけで右往左往する事なく、大同団結する意気込みを見せて欲しい。

少数野党では自民党と政権交代出来るチャンスはない。

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