2018年5月13日日曜日

日朝関係:トンネル廃棄に日本メデイア含まれず、日本をどう考えているのか


北の金委員長は日本をどう考えているのか。日本が要求することは既に分かっているはず、北メデイアを通じて分かることは「日本の仲間外し」だが、経済支援だけは欲しいようだ。安倍政権による「貢ぎ物外交」だけはやってはいけない。

文大統領が安倍総理と会談したとき、「日本は何故、直接言ってこない」と言ったらしい。文大統領が安倍総理の口添えをした結果なのだろうが、それは金委員長が文大統領に不満を言っただけで、日朝会談の意思はあると言うことではない。

北メデイアは「日本が制裁圧力強化ばかり言っていたら平壌の敷居はまたげない」と報道したが、金委員長の指示でけん制したのか。真意が分からない。

そして日本が一番期待している「拉致問題」も既に解決済みという。先代の時と同じ論法だ。1人開放したらいくら、第3国で発見、既に死亡、入国の記録無しなど人権に関わる重要事項を取引の道具に使っている。再調査を約束しながら報告はなく、日本の関係者が訪朝したときに会合する度に見返りに「カネ」をむしり取られただけか。

トンネルの廃棄を海外のメデイアが見守る中で23~25日に実施すると言う。トランプ大統領は「非核化への本気度」として歓迎するがメデイアは中国、韓国、ロシア、アメリカ、イギリスで日本は含まれていない。

韓国は「公式対話がまだ無いのでダメだったのだろう」と言うがわざと外したとしか思えない。見せしめだろう。

既にトンネルは放射能漏れなど起こし危険な状態であるし、実験に誘発された地震が発生している。中国領土でも揺れた。

又、専門家は白頭山の噴火の危険も警告している。ここが噴火すると日本まで灰が飛んでくるのだ。

では日本はどうなのか。アメリカも韓国も経済支援での出資を期待しているが、北は朝鮮戦争、植民地時代の賠償を考えているようだ。2~6兆円とも言われている。

でも安倍政権の「貢ぎ物外交」だけはやって欲しくない。日本の財政にそんな余裕はない。例え北に経済支援しても北の国民の貧困は変わらない。金一族の蓄財になるだけだ。

考えてみよ。「体制の保障」を「非核化」と引き替えにしているではないか。日本は制裁強化を叫べば良い。交渉が遅遅として進まないと焦るのは金委員長だ。そうなれば譲歩に譲歩を重ね、そうなると拉致問題も日の目を見るのではないか。

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