2018年5月30日水曜日

安倍総理と日大内田前監督の共通項:側近のセイにして責任回避の構図


日大内田前監督のニュースを見るたびに安倍総理との共通項が見えてくる。すべてを側近のせいにして責任を逃れる姿勢だ。国家、組織のトップとしてあってはならない行為だ。

学連は内田日大前監督の説明は「信頼に乏しい」と断じ、内田氏、井上コーチを「除名処分」にすることを総会で提案するという。「監督、コーチから反則の支持があった」と認めたのだ。

当初は、「私は指示していない」と事実を否定、井上コーチも「潰せと指示したがけがをさせろとは言っていない」と記者会見で弁明していた。しかし、学連の調査ですべて否定されたのだ。

特に内田氏は直接ではなく、井上コーチという側近を介して指示していたようだ。一連の日大の対応は「大学の自治」にほど遠いお粗末な対応だった。

これは安倍総理と共通していないか。

「モリカケ」問題では安倍総理は関与を否定、「関与が分かれば辞任する」とか「証拠を示せ」最後には「関与の定義」を言い出した。

しかし加計問題は「加計ありき」は明白だし、本人は直接口添えしていなくとも側近連中、官僚が忖度し安倍総理の意向を代弁する。

日本の憲政史上まれなる総理夫婦そろっての職権乱用、利権誘導の疑獄事件だ。今国政は混乱している。

内田さん、井上さんは「除名処分」、一方安倍総理は3選を目指し最長在位を夢見ているとしたら驚く。

最後は選挙で国民が判断を下すべきだが、それまでに自民党に自浄作用があるかどうかだ。


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