2022年9月12日月曜日

内閣支持率41%(朝日新聞):「国葬」の賛否、説明に納得できずが影響か

朝日新聞デジタル版で岸田内閣の支持率が41%に下落し不支持が47%だという。安倍元総理の国葬で賛成38%、反対は56%、岸田総理の説明に納得したのは23%、納得できなかったのが64%が大きく影響しているか。

でも「もう40%」か、「まだ40%」かで評価も違うだろう。自民党内でどの程度の危機感があるのか。デジタル版は有料記事だったのでそれ以上の情報はわからないが、恐らく政党支持では自民党が30~35%だろう。野党の不甲斐なさがわかる。

他にも旧統一教会問題、物価高での生活への影響、要因の一つである円安対策、新型コロナ対策への対応も批判の一つか。

国葬では、岸田総理は弔問外交の舞台になることを挙げていたが、思わぬエリザベス紹鴎の「国葬」で露と消えたか。エリザベス女王の国葬には各国首脳が参加するという。安倍元総理の国葬と比べるとその重みが大違いだ。

TBSの報道特集で中央大の宮間教授が重要な指摘をしていた。

○国葬は大日本帝国の遺物

○国民が弔意を表しての「国葬」だ。そうでなければ国葬ではない。

○今後悪い事例に応用される。

全く同感だ。国葬決定過程も無理がある。閣議決定は以前の法制局長官見解と異なる。何やら安倍元総理の政治手法と同じではないか。

旧統一教会との関連の点検でも批判が集中している。自民党内でも「正直者が馬鹿を見る」と言うような意見が出ている。安倍さんや細田さんの点検を除外したことは大きな失点だ。

こうなったら解散総選挙で国民の審判を仰ぐしかない。来年の正月明けがその時か。


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