2022年9月7日水曜日

底なしの東京五輪汚職:それでも2030札幌冬季五輪誘致の恥知らず

高橋元理事がかかわる東京五輪汚職は底なしの状況を呈してきた。スポンサーだったAOKI、KADOKAWA,大広、高橋元理事がかかわるコモンズなど関連企業で逮捕者が続出、メデイアは60社以上のスポンサーは戦々恐々だろうと言う。政治家にもカネが渡り2人の名前も挙がっているらしい。

高橋容疑者は一貫して「身に覚えはない」と受託収賄を否定しているが、関係する企業のトップ、担当者は認める。

自公も迫っているので、金額の大きいところ、可能性の大きい企業を特捜部は狙っているのだろう。万一起訴できなくても詳細を調べ、公表すべきではないか。我々の税金を使いながら組織委員会のカネの流れはブラックボックスと言う。組織委員会は公益財団法人で契約などは守秘義務があるという。

組織委員も「みなし公務員」とか「身分なき共犯」など法務上わずらわしい。

オリンピックの招致があるたびに不正、不祥事が明るみに出る。最近では長野冬季オリンピックの経理の不正が問題になったが、資料の隠匿、破棄などで明らかにならず終いだ。

ところがこういった不祥事にも懲りず、2030冬季札幌五輪の誘致を継続するという。

秋元札幌市長や山下JOC会長などがIOCのバッハ会長と会談する予定だったが、バッハ会長が「タイミングが悪い」と断ったという。バッハ会長も東京オリンピックでは金儲けのイベント屋と批判タラタラだった。

そんなバッハ会長が会談を控えたのだ。今回の東京五輪汚染報道が下火になるのを待って会談でもするというのか。

むしろ、札幌招致を断念するべきではないか。「アスリート馬鹿」と誘致して名を挙げたい政治家に任せていては世界の笑いものだ。

 

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