2022年9月14日水曜日

南海トラフ巨大地震に新しい知見続々:発生確率50%でも、別の巨大津波来襲の可能性

和歌山県串本町 「橋杭岩」
南紀串本観光ガイドより

先に南海トラフ巨大地震の発生確率が「70~80%」ではなく50%ではないか、見直すべきだという東京新聞と東京電機大橋本教授の研究報告があった(TOKYOWEB2022.9.11)が、今回3連動した1707年の宝永地震(M8.6)よりも大きい地震が発生した痕跡が見つかったという(毎日新聞2022.9.13)。

産業技術総合研究所の研究チームが和歌山県串本町の国指定名勝「橋杭岩」で巨岩が陸側に散乱している1300個の一都大きさを測定し、どれくらい動いたかをシミュレーションしたという。

その結果、8~23%の岩は放映地震、津波では動かなかったが、2倍のM8.8でシミュレーションしたら今の位置に動いたという。

その結果、時期はわからないが1707年の宝永地震を超える地震、津波が来襲したことがわかったという。今後は年代を検討し、発生確率の算出する資料にしたいという。

南海トラフ巨大地震は4つの地震が連動するか、それぞれ単独で動くかはわからないが、発生確率「70~80% 」はいつ起きても不思議ではないが、研究者らの予測では2030年の中ごろ、いや200年先ともいう。

人間の心理として遅い方を信用したいが、今回の研究がどう影響するか。

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2022.9.11掲載

南海トラフ巨大地震の発生確率は70~80%ではない:50%でも高い、油断禁物だ yamotojapan.blogspot.com/2022/09/7080.html

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