2023年1月18日水曜日

經濟3団体が殊勝なことを言う「賃上げは社会的責務」と

 

經濟3団体のトップが殊勝なことを言いだした。「賃上げは社会的責務」と経済界が構造的賃上げに取り組みだした。今までは「将来が不透明」「賃上げはコスト」と言い労働者の犠牲の上に甘んじた経営をやっていた。 

しかし、円安、物価高と国民の生活は困窮を極めていたが、それでも儲かっている企業が多い。何故、分配をしないのか。 

岸田首相の度重なる経済界への賃上げ注文、巨大な内部留保、今のような経済環境でも企業の多くは儲けを出している。長い間の賃金の伸びの低さは経済指標でも韓国、アルゼンチンにも負ける結果だ

ここに来て消費物価は4%に迫り、賃上げも5~6%の要求が出てきた。「構造的賃上げ」のチャンスなのだ。 

団体企業には中小企業も多い。それぞれに事情が違い一言で「賃上げ」とは言いにくい。しかし、企業も意識改革をすべきだ。 

原材料の物価高、賃上げ要求は中小企業にとっては経営に支障をきたすだろう。しかし中小企業が生み出す製品、サービスに相当分を上乗せすべきだ。先に上乗せを渋った企業名が公表されていたが、もっと多いはずだ。 

低金利政策、助成策で甘い経営になれた経営者は構造的改革をおくらせた。政府の政策も価値がっていたのだ 

日本の企業である以上は日本社会の強硬な基盤が必要だ。過去には「日本式経営」が恐れられていたが、米国流グローバリゼーションで拡大で姿を消した。もう一度「日本式経営」を見直すべきではないか。 

製造業の国内回帰は必須だ。すそ野の広い製造業で非正規労働者から正規労働者へ地位の改善も必要だ。 

甘ったれた経営は駆逐される運命ではないか。

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