2023年1月24日火曜日

ウクライナvsロシア:今、戦況は前夜、春先から第三次世界大戦か

 今、戦況は一進一退、春先の全面戦争に向けウクライナ、ロシアがそれぞれ軍備を増強している段階で第三次世界大戦の前夜に当たるのではないか。ロシアが発するニュースの信頼度に問題があるが、東部の主要都市を制圧したというが、ウクライナ側は否定する。 

ロシアも軍の統括が乱れているようだ。ロシア国防相が制圧したと成果を発表しても実際には民間軍事組織「ワグネル」の傭兵の働きだったことで国防省とワグネルでギクシャクしているようだ。 

これがどうこれからの戦いに影響するか。兵員も150万人に増強するらしい。 

ロシア本土へのウクライナの攻撃を防御するためにクレムリンなどの屋上にミサイル迎撃システムを構築していると新聞は伝える。国内向けのものか本気でウクライナの攻撃を心配しているのかわからない。 

一方、ウクライナもだまってはいない。欧米、英、ドイツ、フランスから兵器の供与をうけているが、一番欲しいのはドイツ製「レオパルド2」だ。ポーランド、フィンランドは保有するレオパルド2を供与しようとしているがドイツの了解が取れていない。それでも供与を申請した。後の判断はドイツ次第だ。 

アメリカもそうだが、ドイツもプーチンを刺激して世界大戦に発展することを危惧しているのだ。でも旧ソ連邦だったバルト3国もレオパルド2の供与を急げと主張する。 

春先までにレオパルド2で戦況を有利にしたいゼレンスキー大統領なのだ。ロシアは経戦能力に限界で、支援するのはイラン、北朝鮮だ。ベラルーシはキーウ再攻撃に向かって共同戦線を張るのか。

プーチンに核のボタンに手を触れさせる前に「侵略者は負けるのが常識」を思い知らしめることか。核兵器の使用は戦いを終わらせない。寧ろ新しい展開になるのだ。

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