2023年1月31日火曜日

海水温上昇、大気中水蒸気量増加、偏西風蛇行:異常気象の要因は温暖化か

 毎年冬になると、寒波、豪雪で高速道が渋滞、長々と続くトラックの列に風物詩を感じるが、一方で昔山手線で寒波が来るとなるとレールのポイントをカンテラで温める光景が新聞に載り風物詩にもなった。

ところが今回はJR西日本で、電車の中に10時間お客を閉じ込めたままになったニュースが流れた。JR西日本の社長の記者会見でポイントを温める作業を怠ったというのだ。マニュアルでは降雪10cmが規定されていたが、8cmだったのだ。

夏には巨大台風、豪雨、冬は寒波、豪雪に見舞われた被災地の住民は「70年ここで生活しているがこんなのはじめて」「移り住んで40年だが初めて」と一様に驚く発言が飛ぶ。毎年被害が大きくなっているのだ。

以上の要因は、日本近海の海水温の上昇、大気中の水蒸気量の増加、そして極地の気温が下がり偏西風の南下蛇行で日本上空に達する。

今回も、ラニーニャ現象、偏西風の南下蛇行、北極の寒気、日本海周辺の海水温の上昇があげられる。

気象庁はあらかじめ、警報を出し外出を控えろとか車の運転はスタッドレス、タイヤチェーンの携帯など注意を促すが、いつも被害は甚大だ。

地球温暖化対策ではCO2の削減が各国で提出されているが、その通り実施されたとしても削減は難しいという。温暖化の要因はco2ばかりでなく、自然現象起因説では太陽活動の低下による宇宙線強度が落ち、今後100年は気温の横ばいか低下すると見込まれている。

地球は今、間氷期を終わり、小氷河期に入って、温暖化と寒冷化を繰り返すというのだ。気候システムに障害となる節に対して温暖化は動植物に飼育に有利という説との戦いか。


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