2023年1月10日火曜日

9日の中露外相電話会談:両外務省発表内容の「ちぐはぐ」さは力点のおき方か

 いつもロシアの高官と他国の高官との会談後の両政府による公式コメントには「ちぐはぐさ」が目立つが、会談での自国の都合の良い部分に力点を置いたやれい方なのか。ロシアのコメントは世界には通用しないが国内向けのコメントなのか。

今回9日の電話による中露外相会談が小さな記事で紹介されていた。

中国は、「平和解決に向けた努力を支持し、核兵器による威嚇や使用には反対する」という従来にお考えを繰り返していた。

一方ロシアも「ロシアと中国に間に対立を引き起こそうと挑発したり、内政干渉したりすることは受け入れられないことを確かめた」という。

中国のコメントは正論だが平和に向けどんな努力をしているのか。会談で「即時停戦、平和的交渉に入れ」「中国は今のロシアを支持できない」と主張しているのか。

ロシアの論法も一方的な内容で、ウクライナへの侵攻は欧米で批判の的になっていることは明らか。国連の臨時総会でもロシアに対する反対が増えている。たただの国内向けコメントしかないのか。

だれも仲介できないロシア、ウクライナ戦争は勝敗が決まるまで、劣勢なロシアが「本気で停戦」を決断するまで続くのか。

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