2024年3月1日金曜日

政倫審で岸田総理の言いたいこと:「志ある議員はあらゆる立場で説明責任」が大事ということ

自民党の政治資金規正法違反での不記載によるキックバックの審議で与野党が議会公開の是非で開催が難しくなったことで、派閥の政治資金に関して国民の疑惑が高まり政治不信を招き、内閣支持率も20%を切った。

今まで何らリーダーシップをとらなかった岸田総理が突如「政治倫理審議会」に自ら出席し説明責任を果たしたいと言い出した。問題は安倍派や二階派の派閥の在り方を追及する目的だったが、岸田さんの出席に野田さんも言うように違和感を感じた国民は多いはずだ。

野田元総理の質問に岸田総理は「自民党の総裁として出席し、説明責任を果たす」という。

審議会は指示や命令するものではなく、「志のある議員はあらゆる立場で説明責任を果たすべきだ」という。その他の議員も重い責任を負っている。

岸田総理はよく「志のある議員」という。しかし今日の新聞では「志のある議員は・・・」という記載はない。

岸田さんが出席を宣言したので、今まで渋っていた安倍派の5人も仕方なく公開の場で出席を決めたようだ。

とてもじゃないが、自ら出席し説明責任を果たす「志のある議員ではない」のか。

政治資金規正法違反の事案にあたって会計責任者に責任を取らせ、政治家は責任を取らないでいいのか。

岸田総理は、派閥を解消し資金、人事を切り離し会計責任者だけでなく政治家本人も責任を取らす法改正が必要という。そのほかに外部監査、デジタル化などで「見える化」を考えているようだ。




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