2024年3月12日火曜日

政治家は本来嘘つきなのか:政治を動かすのは「ウソ」と「カネ」なのだ

 裏金作りで政治倫理審査会が出席者、やり方でもめている最中に今度は自民党青年局が和歌山で実施したダイバーシテイーパーテイーが批判を浴び局長が辞任する騒ぎ、先には婦人部のフランス研修でエッフェル塔前での写真が「遊びではないか」と批判された。

肝心の衆院政治倫理審査会では「志のある議員」はおらず、岸田総理自らの突然の出席宣言にべ派の5人も仕方なく続いたが、「知らない」「関与していない」「以前から行われていた」と責任回避で会計責任者は起訴された。

参院では世耕さんを始め32人もの議員が出席を希望しているが、どういう結果に終わるか。

衆院では出席したいという下村さんに自民党が反対しているようだ。何かまずいことが暴露されるのを嫌っているようだ。特に森さんとの関係で暴露されたら自民党は困るのか。

政策面では「こども手当」で総理の発言と加藤担当相の負担発言で大きく異なっている。どちらがうそをついているというのではなく、考え方の違いで負担金500円と1000円の差が出てきているのだろう。

防衛費だって、向こう5年間で43兆円というが、為替相場でもっと費用が掛かる恐れがあるか、整備内容が異なってくるか。誰も説明できない。

東日本大震災も13年目を迎える。復興状況が新聞に載っている。しかし開発がされても人口が戻ってこない。相変わらずの過疎化が進む。13年前に専門家が「被災地は過疎地域、それに対する対応が必要」と説いていたが、被災者は災害前の状況を期待する。被災者は「先祖から継いだ土地は手放せない」という。

能登半島地震での災害は大きい。復興計画も進まない。地場産業の能登漆器、漁業も漁港が隆起しすぐには立ち上がれない。

復興計画で各省庁は見積もりをだすが、能登半島とは関係のない府県の予算まで加えている。今までできなかった事業を遂行するチャンスと官僚は見たのだろう。会計検査院が時々指摘している。

以前、与野党で政策に違いが出ていたところ、金丸さんが機密費をもって各党を訪問した後、政策が一気に通ったことがある。その時金丸さんは機密費を「潤滑油」と説明したことがある。正解はカネ次第か。

国民のポスト岸田の第一は石破さんだが、なかなか石破さんは総理になれない。勉強会を開いても12人程度の参加では総裁に立候補もできない。

永田町で人気がないのは「正論を吐く」から嫌われているというのだ。国民は正論を期待するが、国会はウソの塊か。

そろそろ自民党政権の終わりと思うが、万一非自民党の政権ができたとしても、自民党はスキャンダルを掘り起こしてつぶしにかかる。細川政権時の東京佐川急便事件でもわかるとおりだ。

自民党が下野している間も企業は自民党支持で献金をし裏金作りで自民党を育ててきた。

政治でのウソ、カネはつきものか。


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