舛添・都知事が週刊誌に指摘された「政治とカネ」疑惑に関し13日定例の記者会見で弁解記者会見を開いたが、人間性を疑う以外の何物でもなかった。こんな男が知事をやっているのかと呆気にとられたはずだ。
私も記者会見をテレビで見たが、質問の多くが正月の高額なホテル宿泊費を会議費として政治資金収支報告書に記載していた問題だ。
どんなに能力の低い秘書だって正月の家族旅行で宿泊したホテル代を会議費で落とすなんて出来ないことぐらいは分かる。それを記載したと言うことは背景に舛添さんの強い意向が働いていたことぐらい誰でも想像が付く。
それを家族と同じ部屋でやったことが誤解を招く行為で,別の部屋を取るべきだったと言い訳するが、返金するという。
これが、「精査して」の弁解なのか。
記者の質問は「メンバー?」「どんな話?」と詰め寄るが政治の機微に関わるので説明は差し控えるという。まさか、正月の家族旅行に急遽東京からメンバーを呼び寄せるなど誰も想像出来ない。
寧ろ、家族で知事選出馬、主要政策などを話し合ったとでも言った方がマシだったのではないか。
ある記者は、舛添さんの金銭感覚を追求していた。「だらしなさ過ぎる」と言うのだ。これが全てだろう。
一方で、都知事として初登庁後、西郷隆盛の言葉を引用し「無駄遣いするな」と職員に訓示していたことも報道されたが、自分の事になると豪遊、無駄遣いのオンパレードだ。
「辞職は」と聞かれ、否定した。「これから今まで以上に職務に邁進する」と殊勝なことを言っていたが、悪いことをした後は皆そう言うのだ。それが辞職せぬ言い訳なのだ。
しかし、このままでは終わりそうにない。
後は都議会が「政治とカネ」で舛添さんを追求することだ。場合によっては猪瀬さんの二の舞だ。
それでも居座るなら、次回都知事選で都民が判断を下すべきだ。
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