舛添・東京都知事の「政治とカネ」疑惑は、記者会見を開く度に政治家としての質の悪さがクローズアップされ、このままでは収拾が付かなくなるのではないか。
折しも伊勢志摩サミットが終わろうとしている27日14時からの舛添知事の定例記者会見は、オバマ大統領の広島訪問ニュースを除いてはサミット・ニュースを食った感じだ。
政治資金で素人のメデイアに突っ込まれ辞任に追い込まれるのを嫌った舛添さんは「第三者による厳しい目で調査」すると逃げたが、「何時までに」と突っ込まれ「1日も早く」と言わざるを得なかった。
第三者の弁護士というが名前は伏せる。自ら依頼した弁護士が第三者とは驚く。費用は自ら私費で払うのか、政治活動として政治資金で払うのか。舛添さんは自分で払うという。
しかし、メデイアはどうして契約書の提示を求めないのか。どういう契約内容になっているかも問題だ。万一、法違反の事例でも言及できるのか。
まだ、舛添さん本人には事情聴取の依頼がないと言うが、「調査の限界」と言わざるを得ない事態を避けられるのか。「記憶がはっきりしない」「政治の機微に触れる」「法にやってはいけないと書いてない」「全て政治活動です」なんて抗弁されると如何に検事出身の弁護士でも追求は難しくなる。
舛添さんは「信頼を落としている」と言うが、例え政治資金規正に反していないとしても、問われているのは「都知事としての資質」「政治家としての資質」そして舛添さんを推薦した自公の責任だ。
知事がダメでも都の役人はしっかりしているから都政としては「70点が取れる」そうだ。だからダメだが知名度のある政治家(?)でも務まることになる。国から交付税を受けていないので批判されることもない。
でも、このままでは収拾の付かないことにならないか。
メデイアは何時、辞任表明するかを待っているのだ。だから記者会見では次々に疑惑を上げていく。
舛添さんもこのままでは今期限りだ。「次もある」と思っているのだとするとバカも良いとこだ。
でも政治家なら誰でもやっている公私混同だが、これほどのことが出来ることを示してくれた功績は大きくないか。
舛添さん、ここは一旦退くべきではないか。このままでは大切にしている家族まで巻き込んだ疑惑になる。
今、政党も候補者選びに苦心している。「この人は」と思って声をかけても「家族のあらぬ事まで書かれるのはごめんだ」といって辞退する良識人が多いようだ。
一方、舛添さんは、どう考えているのか。勿論都知事選には自公から声をかけられたのではなく、自ら売り込んだ経緯があるのだから十分に承知のことだろうが。
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Hajime Maste, Watashi siti desu
Yoroshiku onegai simasta
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