2022年4月2日土曜日

今日の新聞を読んで(533):そうか、ISS(国際宇宙ステーション)もロシアの手の内か

 

ISS(国際宇宙ステーション)に滞在していたNASAの宇宙飛行士とロシアの宇宙飛行士がロシアのソユーズ宇宙線でカザフスタンの草原に帰還したという。

先日は乗組員の交代で黄色の服にブルーの線の入った服装だったので誰が見てもロシアのウクライナ侵攻でウクライナ支援と映ったがそうでもないという。 

しかし、ロシアの宇宙機関ロスコスモスの総裁が、かって「もし我々との協力関係を遮断した場合、制御不能な軌道からのISSの降下と米国領土への落下を誰がすくうのか」と脅しのツイートをしていたという(朝日新聞2022.4.1)。 

そうなのだ。ISSもロシアの手の内なのだ。ロシアはISSの高度維持のために定期的に噴射していると以前にも新聞に載っていた。宇宙飛行士の輸送にも携わっているのだ。 

プーチン大統領が「やめた」といえば、ISSは地球に落ちるのだ。 

宇宙船もりんごと同じように地球に引っ張られ続けているが、速度が大きく地面が球面であるから地球に落下せず、地球の周りを円運動している。しかし速度が落ちると落下するのでロシアは定期的に噴射操作をしているのだ。 

宇宙は無重力と言うが、宇宙船と飛行士が一緒に落下しているから無重力になるのだ。 

米国は宇宙開発から撤退し、ロシアが宇宙開発を担っている。勿論日本の宇宙飛行士も乗り込むが、その費用は負担しているのだろうが、今回のようなウクライナ侵攻が起きれば国際共同開発事業も見直す時期ではないか。

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