これほどまでロシアによる侵攻で瓦礫化するウクライナを国連が仲介し無差別攻撃を停止させる力がない・・国連の機能不全・・ことにがっかりしたことはない。プーチンと言う間違った歴史観で旧ソ連邦を復活させようとする「核保有国」を背景に「力による現状変更」に世界大戦を恐れて軍事的に及び腰なのだ。
しっかりやらねばならないグテーレス事務総長が国連の機能不全を憂うるだけなのだ。
ところが新聞報道では岸田総理が国連改革に再び意欲を燃やしているという。国連改革をめぐっては日本も常任理事国入りを画策したが、国連憲章の改正が必要だし、改正には2/3以上の賛成、全常任理事国を含む2/3以上の国が批准することが必要で、さらに常任理事国の一カ国でも反対すれば改正できないという。
これではハードルが高かすぎるが、フランスが改革案を提案した。
「大量虐殺などが行われる場合は、5常任理事国が自主的に拒否権行使を浴せ牛べきだ」というのだ。105カ国が支持を表明したという。
しかし、フランス意外の常任理事国は現在も反対しているという。
なんということだ。米、中、露は「大量虐殺」を容認しているのか。これじゃ、今回のような「世界大戦状況」を回避することなど出来ない。
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