「 自分の世界に閉じこもり、勝つことを信じている」プーチンにとってはどんな交渉事も成功しない。グテレス・国連事務総長との会談も、プーチンの従来の考えを繰り返す結果になった。民間人逮捕での国連、赤十字関与の原則合意もどうなるか。約束を守らないのがロシアのやり方だ。
一方で、米、西欧は兵器供与、戦時費支援などで結束を強化している。米のブリンケン国務長官、オーステイン国防長官のキーウ訪問が一段と強化することになった。ドイツさえ兵器供与に出たのだ。
「ロシアの弱体化」「欧米の勝利」を目標にしている。
一方、ロシアは兵器、兵士の不足から同盟5か国に参戦を要請しているが、思うようにいかないようだ。ベルラーシでさえ、国民の民意から参戦に尻込み状態だ。むしろウクライナの状況を見て、「次は我が国か」と不安が高まっているという。
ロシアのラブロフ外相は核兵器使用を否定するが、プーチンは事あるごとに言及し欧米をけん制する。
「戦争犯罪人」・プーチンの「核兵器使用の可能性」発言は、裏返せばウクライナ戦線でのロシア軍の証だ。
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