2022年4月14日木曜日

世界大戦の様相にも機能しない国連安保理の改革を急げ

戦争犯罪人・プーチンの無謀なウクライナ侵攻は、まさしく世界大戦の様相を呈している。核戦争に発展することを危惧し欧米はウクライナでの直接参戦を控えている。そのためかプーチンはわがままし放題の焦土作戦だ。

141票の賛成の国連避難決議も常任理事国の拒否権を盾に無視続ける。

グテーレス事務総長、ゼレンスキー大統領に言われるまでもなく、米、中、ロが拒否権発動できるので国連は何の役目もできない。

今、世界は米、中、ロの常任理事国が紛争の当事者になっているのだからどうしようもない。

そこで国連改革がテーマになり、日本も努力しているし、今回の件でもロシアの拒否権に制限を設ける案が提案されている。

2015年にはフランスが「大きな惨殺」があるときは拒否権を制限する議案を提出したが、米、中、ロの反対で否決されたという。

そして今、リヒテンシュタインをはじめ38か国が安保理事会で拒否権を行使した時は10日以内の自動的に総会を開き「拒否権行使」報告書で説明を求める総会決議案提出し拒否権発動の乱用をぼうしすると言うのだ。

これさえロシアは拒否権を発動するだろう。しかし、国際社会の総意を打ち出すのは意義がある。

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