英国から国連安保理常任理事国からロシアを排除する案が出てきたという。ハードルは高いが国際世論でロシアを追い込むには意義があるのではないか。
本当に何とかならないかと忸怩たる思いがする。国連が機能を発揮できない理由に紛争が発生したとき、その当事国がロシアや中国である場合が多く、折角の決議案もロシアや中国の当事国が拒否権を発動すれば排除されることになる。
今、世界の平和が乱されている。ウクライナではロシア、南アジア、東アジアでは中国が「力による現状変更」の国際法違反が横行しているのだ。
先の国連安保理事会のロシアに対する停戦、撤退決議も最後はロシアが拒否権を発動して排除された。おまけにロシアが議長国だという。
そしてアメリカ主導で国連の緊急特別会合が開かれ賛成141、反対5、棄権35でロシア非難決議が多数の賛成を得た。世界的にロシアは追い込まれた結果だ。
さらに一歩進めて、英国が安保理常任理事国からロシアを排除する議論を始めるという。ロシアや中国が反対すると排除されハードルは高いが、ロシア批判の世論作りには最適だろう。
プーチン大統領が世論を重視すればいいのだが、専制主義国家は自分の利しか考えない。
世界が注目の2回目のウクライナ、ロシア会談もベラルーシ国内での開催にウクライナ代表団が拒否しているらしい。当然だろう。ベラルーシは親ロ国だ。ウクライナの代表団が拘束される危険もあるのだ。ロシアの息のかからない国でやるのが常識ではないか。
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