2022年3月17日木曜日

世界を敵にまわしたプーチン、侵攻後のロシアをどうするのか

 ウクライナ侵攻後、世界を敵に回したプーチン大統領はロシアをどうするつもりなのか。ウクライナを制圧し、親ロ派傀儡政権の樹立などできっこなくなった。経済制裁も受け、ロシア国民の生活難はこれから始まる。

冷戦は終わったと思っていたが、「核保有」を縦に旧ソ連邦の復興に意欲を示したのか。わからない点が多すぎる今回のウクライナ侵攻だ。ミサイル攻撃dえ旧同胞の国、町を瓦礫化し、多くの死傷者、難民が近隣国に逃げ込んでいる。

ウクライナの訴えで国際司法裁判所は「ウクライナの要求は妥当」「ロシアの軍事作戦の即時停止を求める暫定措置を発表したが、ロシアは欠席、従う可能性はない。

激しさを増すウクライナ国民の人権侵害にバイデン政権、アメリカは世界大戦への発展を警戒して尻込み状態だったが、ここに来て方針を転換したのか。記者の質問にバイデン大刀路湯は「プーチンは戦争犯罪人」と言い切った。

ゼレンスキー大統領の米議会でのビデオ演説で「支援を訴えた」。ドローン兵器を含めて兵器の供与を決めた。

NATO色の安全保障のために24日にNATO諸国との会議に出席するという。

一方、なかなか進まない停戦に向けた会合も回を重ね、ロシア側の情報ではスウェーデン、オーストリアをモデルとする「自国軍を持つ中立化」が話題になっているというが、ウクライナは拒否らしい。

NATOに加入していなければ何かあったの時安全保障で支障をきたす。特にロシアの侵攻後、NATO諸国は結束を強化している.アメリカもNATO加盟諸国の安全保障に責任を負っている。

ウクライナ侵攻で世界を敵に回した。勝っても負けてもプーチンのロシア国内での立場はどうなるのか。そして外交では失うものが多い。ベルラーシ、中国が唯一の友好国か。ロシアは中国に兵器の供与を申し出たというが、そんなに困っているのか。津軽海峡を日本海に向かう兵器、車両運搬のロシア艦船を観測したという。北方4島付近に配備していた兵員、兵器をウクライナへ回すのか。

メデイアはプーチンの誤算を解説するが、兵站での軍費の問題も含め5,6月が限界との見方もある。

クルーグマン教授が「独裁者は算数に弱い」から戦争に走るという。よく言ったものだ。プーチンにぴったりだ。




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