2022年3月6日日曜日

中国はロシアのウクライナ侵攻で仲介役にはなれない

 

激しさを増すロシア・プーチンのウクライナ侵攻は無差別攻撃で多くの犠牲者が出ている。何とか停戦させようとマクロン大統領やシュルツ首相がプーチン大統領の電話会談を試みているが、逆にプーチン大統領のプロパガンダに利用されている。 

誰もが中国が仲介者と考えているようだが、これと言った動きはない。国連総会の決議も棄権に回った。全国人民代表大会でも特に言及はなかったようだ。 

それは当然だ。仲介者、調停者など出来るはずがない。ロシアと同様に中国も「力による現状変更」の国際法違反の当事者何だ。中国が一言でも言えばロシアは「お前はどうなんだ」と返されれば中国は何も出来ない。 

南シナ海の島の軍港化、領有権を求め尖閣諸島への領海侵犯、台湾への有事、民主化運動潰し、国内の人権問題など国際社会から批判を浴びている。 

自分のところに飛び火することは確かで発言さえ出来ない。 

プーチン大統領は核兵器使用を臭わせているが、いくら気が狂ったプーチン大統領でも「核のボタン」を押すことは出来ないだろう。押せば政治家生命は終わりだ。その前に側近連中がストップをかけるだろう。 

最近、おかしなことを言いだした。「参戦と見なす」発言だ。経済制裁、NATO諸国の上空飛行禁止措置も「参戦」になるらしい。そうすると日本は参戦したことになる。北方4島で何か起こるか。 

プーチン大統領の「けん制発言」の「うそ」「本当」をしっかり吟味すべきである。

0 件のコメント: