2022年3月29日火曜日

日銀・黒田総裁は辞任し、利上げ、円為替を「市場の見えざる手」に任せたら

 

市場予測の利上げ、円為替に介入せず「市場の見えざる手」に任せるべきではないか。市場は自らの利益のために円滑でかつ効率的に機能するはずだ。日銀が検証なき緩和策を継続知れば市場が目指す是正に支障をきたすのではないか。 

9年たっても「2%2年」を達成できない黒田総裁は責任を取り辞職すべきではないか。「権力の座にとどまってはいけない」のは黒田総裁ではないか。リフレ派で占められていた日銀政策決定会合の委員に新たに緩和縮小派の人材が送り込まれた。 

検証なき異次元の量的緩和は欧米の中央銀行も採用したが、インフレもあり、縮小、利上げに踏み切った。しかし、2%物価目標を掲げる日銀だけが拘り9年たっても成果はなく、消費も伸びず景気の好循環も期待できない。

一方で、デフレ相場観の強いわが国だが物価は安定していたが、コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻もありエネルギーを始め輸入品の価格高騰から物価上昇も現れた。 

日銀は金利を低く抑える政策を取ってきたが市場は10年もので0.25%の上限を超えそうになったために指し値オペを連続で出し0.25%利回りで国際を無限に買い込むメッセージを市場に発した。その結果、円売りドル買いで円は125円台へ。 

FRBが利上げ、市場はある程度の利上げを日銀が容認するのではないかと思っていたら、0.25%を維持するというのだ。日銀は円安に対しても警戒感がないと見た市場は125年台に、専門家はさらに円安を想定する。 

利上げは企業の投資意欲にどう影響するか。市場にカネを流しても企業は投資より内部留保で500兆円地殻を溜め込む。でも住宅ローンなどは上がるだろうからバブルは落ち着くか。

円安もどこまで進むか。輸入品は高騰するから物価は上がる。「悪しき円安」といわれている。為替介入で政府は対応していたが、市場の動きをコントロールすることは是正に支障をきたすのではないか。

円安、市場予想の利上げ、「市場の見えざる手」に任せてみたらどうか。専門家集団よりマシな答えが出てこないか。

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