新聞は26日、国連のグテレス事務総長とプーチン大統領がモスクワで開眼するという。ウクライナ侵攻は世界戦争の様相を呈し、誰だって早めの調整を国連安保理に期待するべきだったが5カ国が拒否権を持ち紛争当事者が安保理理事国では機能しない。
プーチンのウクライナ侵攻は周辺国のNATO化を阻止し、ロシアの安全保障を維持するのが目的の一つだったが、逆にフィンランド、スウェーデンのNATO加入の動きのほかにEU化も進む結果になった。
「民主主義vs専制主義」の構図だが、「核」をチラつかせるプーチンの怒りを買っては世界大戦の勃発になりかねないと米、NATO加盟国はしり込みする。今、ウクライナは「民主主義、国、国民」を守るために各国の支援を受けながら一人でロシアと戦っている。
戦況はロシア側の言い分ではマリウポリを「開放」したので、今後は東部、南部の完全支配を目指し兵力を展開するというが、ウクライナも負けてはいない。厳しい環境だが徹底抗戦か。
プーチンも「勝利を確信」し、「自分の殻に閉じこもっている」状態だったが、ジョイグ国防相とも会談したシーンがテレビで放映された。国防相は「3,4日で攻略(?)」と報告したようだがプーチンは「攻撃中止」を指示したようだ。
ジョイグ国防相は浅く椅子に座り緊張している様子、プーチンの発言にあまり頷いていない。プーチンの「攻撃中止」の指示でもウクライナは猛烈なミサイル攻撃を受けている。ロシアの現場は特殊部隊が勝手に戦闘をやっているのか。指揮命令系統を疑う声もある。
26日のグテレスープーチン会談はどうなるか注目だが、グテレスさんがプーチンのプロパガンダに利用されないよう注意が必要だ。
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