2022年7月13日水曜日

福島第一原発事故、旧経営陣4人に13兆円の賠償命令:経営陣の安全意識の欠如認定を

 東京地裁の東電・福島第一原発事故に対する株主代表訴訟で旧経営陣4人に13兆円の賠償命令を下した。国民みんなの納得のいく判決だ。これは裁判の見本ともいえる判決ではないか。逆にこんな経営者に巨大技術の原子力産業を託していたと思うとゾッとしないか。

裁判では、津波の予見があったか、従うべきだったかが問われていた。判決では長期予測は科学的に根拠があり、したがうべきだったという。経営者の意識の欠如で予見でき事故を防止することができたという。

コレデ政府の長期予測から15.7mの津波の襲来をシミュレーションし経営陣に報告したが、先送りされ落胆した若き技術者も浮かばれるだろう。

22兆円の要求は大きかったが、判決では13兆3000億円になる、請求額の6割とはマアマアの額か。しかし4人で支払うことができるか。結局は東電が東電に支払うことになるのか。

東電側は控訴するだろうが、経営者、東電の恥の上塗りだ。やめてほうがいい。

詳細は明日の新聞を読むか。

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