円安も139円台、一時140円を超えたという。円安、物価高は我々の生活に大きく影響している。選挙戦で岸田総理は物価高はロシアのウクライナ侵攻による原材料、エネルギー価格の高騰を上げている。他人事のようだ。
一番の要因は、欧米がインフレ防止のため、量的緩和縮小、利上げに動いている今、日銀だけが安定的物価上昇を目指し、量的緩和政策を継続している。米国が利上げ、日本は低金利で出てきた金利差で市場は円売り、ドル買いで円安が進む。
G20財務相・中央銀行総裁会議で鈴木財務相が「急激な円安、市場動向を注視」と訴えたが参加国は関心示さなかったという。為替は主要議題ではないのだ。
来日した米国のイエメン財務大臣も協調介入を否定した。ドル高からドル安へは物価が上昇する。今米国はインフレと戦っているのだ。
結局は円安対策は日本の考え方次第なのだ。ゼロ混り政策をやめ、利上げで金利差を縮めることなのだ。市場は動くだろう。国債も下落すると日本経済も大変なことになる。そんなことはわかっているから黒田総裁は「量的緩和」策継続しかできないのだ。
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