2022年7月4日月曜日

KDDI大規模通信障害で知る:日常生活が大混乱、「便利さ」の背後の落とし穴?

 40時間以上、KDDIの通信障害で日常生活は大混乱、社会インフラとして築いてきた通信事業だが、初めてではない。ソフトバンク、NTTドコモでも例はあったが、24時間以内に解決していた。40時間を超す障害は異常だ。 

新聞報道では、音声通話、データ通信に障害が発生しているというがデジタル化社会にあって通信インフラ障害は痛手だ。 

これで、「便利さ」の裏で大きな落とし穴があったということだ。これを機に我々はどうすべきか今の生活を見直すきっかけになってほしい。 

IoT拡大、ATM、アメダス、交通物流、金融など広範囲に障害が発生、ユーザーはauショップに駆け込む、緊急時は固定電話、公衆電話を利用と言うが、公衆電話がどこにあるかわからない。多くが撤去されているし、携帯電話利用で料金の高い固定電話は契約解除する動きもあった。 

障害の発端はメンテナンスで音声データ変換器を更新しようとして不具合が発生、元のシステムに戻そうとしたが、通信量が増え滞り、障害が大きくなったという。 

金融機関でも同じような障害が起きている。メンテナンス作業で予期せぬ障害が発生したのだ。 

通信事業をもとに社会インフラは急速に巨大化し、逆にメンテナンス技術が追い付いていない。事故を起こした銀行は、コスト削減でシステムの従事者を削減していたという。 

システムが巨大化する一方で、技術者の育成が追い付いていないのだ。IT関連で若い事業者がメデイアで紹介され、情報番組ではコメンテーターとしても登場している。儲かる分野なのだ。

今回は、約3900万件で障害が出たという。

0 件のコメント: