日銀の政策委員に片岡、鈴木氏に代わって高田、田村氏が送り込まれることになった、エコノミストだった片岡さんはリフレ派で異次元の量的緩和策の強烈な推進者で、地方講演でも量的緩和策の拡大を訴えていた。
その片岡さんの代わりに岡三証券の高田さんが送り込まれる。高田さんは従来から量的緩和の副作用を問題視していた人で日銀の量的緩和策に変化が出てくるのか。
もう一人の銀行出身の鈴木さんの代わりに三井住友の田村さんだ。鈴木さんはどんな立場の人かと思って日銀の「当面の金融政策(2022.6.17)」と見ると長期金利操作(イールドカーブコントロール)で賛成8、反対1だったが、 鈴木さんは賛成、一方反対は片岡さん一人だったので多数意見の人だった)。
20日から金融政策会合が開かれるが、今年度の物価見通しを2%に引き上げるらしい。大規模金融政策も景気の下支えとして維持するらしい。日銀はあくまでも2%を安定的に達成するまで継続のつもりらしい。
しかし、今の円安、物価高はFRBとの金利差によると高尾rが大きい。日本が物価高を改善するのは利上げしてFRBとの金利差を縮小する必要があるが、日銀黒田総裁は利上げの決断はできないだろう。
高田さんが加わったことで日銀の量的緩和策が修正されるか。任命した岸田総裁の意向を知ることも出来る。
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