安倍元首相が襲撃死してはや2週間、岸田政権は9月27日の「国葬」を閣議決定したという。岸田首相が拘って指示したそうだ。自民党にあって弱小派閥の岸田派が政権基盤を強化するために最大派閥の安倍派にエールを送ったのだ。
新聞で山上容疑者の供述が伝えられる。今回の事件は決して許されるものではないが、「そうだったのか」と納得のいく面もある。
山上容疑者は当初、旧統一教会のトップの殺害を目論んだが、無理と分かり、政界関係で安倍元首相が深くかかわっていることからターゲットを安倍元首相に代えたのだ。安倍さんは身代わりになったのだ。
奈良地検は、その思考に違和感があると考え、「精神鑑定」を実施するという。公判が維持できるかどうかを判断するのだろう。
しかし、違和感など全くないのではないか。安倍元首相をトップとする政界と旧統一教会との異様な関係が情報番組などから明らかになってきた。以前、霊感商法合同結婚式など社会問題を起こしていたが、今も活動が続いているのだ。
政界では100人を超える政治家が関係しているという。安倍さんを初め、下村、稲田、船田、玉木、鳩山さんらの名前が上がっているし、最近では先の参院選比例区で当選した井上さんは丸抱えでの支援を受けていたという。おまけに井上さんは安倍さんの首相秘書官をやった人物だ。
参院比例区で当選した青山さんがテレビの情報番組で、当選が不可能なので旧統一教会の支援を受けたらどうか、票割を提案されたが断ったという。
中央政界ばかりでなく、地方政界でも旧統一教会の地方団体が手を伸ばしていることもわかった。
旧統一教会と政界の癒着が明らかになった。野党は国会で追及するという。
有能な青年の人生を狂わしたこと、安倍元首相の死が社会問題を掘り起こしたことになる。霊感商法、異常な献金問題、家庭崩壊、2世問題と社会悪を徹底的に潰していくチャンスではないか。
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