2022年7月7日木曜日

大丈夫か 英・ジョンソン首相:不信任はウクライナ復興にも影響するぞ

 ウクライナへの支援、復興で主導的立場だった英・ジョンソン首相がここに来て大ピンチだ。政権維持もできなく、辞任の要求が出ている。

先に財務相、保険相2人が抗議して辞任したという。財務相は財政問題で、保険相は保守党は信頼を失っていると理由を述べていたが、それに27人もの要職者が辞任したというのだ。

以前にはコロナ対策で規制された生活を国民に強いながら、自らは官邸でパーテイーをやっていたことが批判の始まりか。

保守党の党首として信任投票を辞し、41%の反対があったが、退陣は逃れた。大変な立場に置かれているということはわかった。

しかし、ジョンソン首相は突然のキーウ訪問でゼレンスキー大刀路湯と会談、「勝つまで支援する」と発言していた。欧米国で一番のウクライナ支持者と見ていたが、国内での不人気で挽回を果たそうとした節があることはメデイアの報じていた。

英国は「ルガーノ宣言」でも、ウクライナ復興でキーウ周辺を担当し、重要な役割を果たす国なのだ。ウクライナ問題で英国の政権が国内で不信任を突き付けられたことに不安を感じる。

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