ロシアの無謀な侵攻、攻撃により毎日甚大な被害を受けているウクライナの復興について、スイス、ウクライナ両政府の共催で国際会議が開催され、7500億ドル(101兆円)の復興資金が必要との「ルガーノ宣言」が採択された。
インフラ、建物の被害だけでも1000億ドル(13兆5000億円)が必要と言うが、このほかに相当の資金がいるのだ。そのうち70兆円の応酬資金使用の話も出ている。当然の話だ。
ゼレンスキー大統領は「今年中に結論を出す」と言っていたが、それに沿った次のステップを欧米の諸国と話し合ったのだ。40か国の他にEUなど国際機関も参加したという。キーウの復興は英国が担当する案までメデイアに出ている。
これを見てプーチンはどう思ったか。特にコメントは出ていないが、ウクライナ支援に多くの国が参加することで、プーチン・ロシアは一層孤立感が出たのでは何か。
米国のことはあまり出ていなかったが、米国はすでに全世界の拠出する資金の半分以上を拠出している。秋の中間選挙の結果での様子見なのか。
一方、プーチン・ロシアはどうか。ロシアの識者は「プーチンに勝つ目なし」「プーチン後、次のプーチンが生まれてこない備えがあるのか」とロシア国民に問うている。
プーチン後のロシアの復興は難しい。世界の中でのロシアの立ち位置をどうするのか。経済制裁?海外に出た企業?企業家が戻ってくるのか、常任理事国として? 「力による現状維持」? 核兵器所有?。いずれも世界中から問われるロシアの責任だ。
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