自民党安倍派の旧統一教会癒着が情報番組で報道されることが続いている。聞けば余りのひどさに驚く。あれほど霊感商法、献金、勧誘行動が社会問題化した後も、友好団体のイベントなどへの参加、選挙協力、票の割り振りが横行していたのだ。
関係も持った自民党議員の間では反省する議員もいるが、岸防衛相のように開き直る議員もいる。各種各様の友好関係を築いているのだ。
そんな時、自民党。福田総務会長が記者会見で「何が問題なのか分からない」と発言し驚いた。「自分は経験がないが、旧統一教会の便宜を図ったことはないのだから問題ないではないか」と言う趣旨だった。
何をいっているのか? そういう考えこそ問題ではないのか。
茂木幹事長が「自民党が組織的にかかわったということはない」と弁解していたが、特に最大派閥の安倍派のかかわりが大きい。福田さんも安倍派に属する議員なので、そういう発言をしたと思うが自民党の現状をよく示した発言ではなかったか。
岸田総理は何故か、「国葬」にするという。野党は反対、国民も賛否両論だろうが、安倍政権は功罪混合した政権であり、もっと検証すべきではないか。長期政権だけでは理由にならない。さらに外交で成果を上げている。海外の要人の弔意が多いという。でも対ソ、対中、対北で成果を上げたのか。
国内では、国会での追悼演説で揉めている。通常は野党第一党のトップがやるべきだが、野党は反対している。困った自民党は甘利さんを指名した。甘利さんといえば役所で現金を受け取り辞任した人間ではないか。皆、疑問に思ったのは当然で、追悼演説は先送りになった。
それだけ、国内での安倍元首相の評価は分かれているのだ。自民党内でも例外ではないのだ。
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