朝日新聞 2023.8.2 |
とにかく暑い。気候に関するニュースがメデイアのTOPニュースだ。今日も東京では今8時頃は28.8℃だが最高は35℃の予想だ。台風は巨大化、数も増え日本を襲う。山火事、洪水、熱中症での被害がニュースで流れる。
天気情報の画面を見ると偏西風の蛇行が大きく影響している。北極と赤道との温度差で蛇行の状況も変わるらしい。北極の気温が上がると温度差が縮小し蛇行が 大きくなる。日本付近には熱波と大雨が集まり被害が目立つ。
新聞報道によると、7月は世界、日本でも観測史上初めて記録を更新したらしい。世界の平均気温7月3~5日で17.01~17.18℃で初めて17度を超えたという(朝日新聞2023.7.7)。これは極域を含めた平均気温で過去では16.9℃が最高だったので初めて17度を超えたことになる。エルニーニョ現象が影響しているという。
一方、日本は45年ぶりに記録更新、今までは1978年の25.58℃dだったが、今年は7月25.96℃だが、8月が一番暑いらしいのでさらに上がると言う。これは平均気温だが、都市部では状況が違う。都市部だけを見ると28.84℃だ。
気温が上がるといろんな災害が起きる。
森林火災は代表例だ。今年はカナダで発生、NYの空が黄色くなっている画面が世界に流れた。干ばつでは水不足、食糧難に結び付く。南極の陸上の氷が解けると海水面が上昇する。沈没の危険が赤道付近の国では死活問題だ。地球温暖化対策の会議でも先進国の支援を要求されている。
台風も巨大化するし、発生数も増える。雨、風の被害は大きくなる。洪水は都市部まで被害をもたらす。
熱中症は警戒アラートシステムを作動させる。
大気の不安定は雷雨、突風、激しい雨、ヒョウの被害も出てくる。東京でもヒョウが降る。
国連のグテレス事務総長が「地球沸騰時代」といったが、地球温暖化対策で対応できる程度を超えていないか。
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