朝日新聞 2023.8.7 |
岸田総理は少子化対策として「こども家庭庁」を設置、その予算は「こども金庫」で10兆円超を確保するというが、その財源は支援金制度で500円/人・月などが考えられているという。歳入、歳出を独立に管理する特別会計とするようだ。
今から税金の無駄遣いにならないかと心配されている。朝日新聞2023.8.7の「特別会計「こども金庫」 無駄遣い大丈夫?」を見て驚いた。わが国の一般会計のカラクリがわかった。
思い出すのは小泉内閣の時に塩川財務相が「母屋ではおかゆをすすり、離れではすき焼きを食べている」と説明した通り一般会計は国会の予算委員会で議論されているが、特別会計はあまり議論されていないのではないか。
朝日新聞の掲示されている特別会計と一般会計の関係では、2023年度予算ベースでとp区別会計441兆円、一般会計114兆円だ。一般会計では税収約71兆円に国債30~40兆円の借金で賄えられている。この借金を減らすためにPB黒字化が課題になっている。
しかしよく見ると、一般会計114兆円のうち特別会計へ58腸炎繰り入れられており一般会計の実態は56兆円なのだ。
そして特別会計を見ると441兆円だが会計間でやりくりして197兆円だ。これに一般会計からのくりいれ58兆円をたすと特別会計の実態は255兆円だ。
一般会計 56兆円、特別会計255兆円なのだ。税収が約70兆円ならなぜ、国際を0~40兆円もはらって赤字財政にしなければならないのか。
むしろ特別会計255兆円の内訳をよく議論すべきではないのか。財務省主導で中央官庁の既得権益になっていないか。
民主党政権の時に「事業仕分け」を国民参加で実施したことがある。私も聞きに行ったが、官僚が説明しなければわからない政策、3つの項目をまとめて見直せと言ったら予算額が状署ぷしていた。ヒアリングで廃止の決定が出たが、最後は復活していた。財務省があらかじめふるいにかけた政策だったのであまり効果がなかった。
自民党政権から民主党政権に移る時、予算が大風呂敷になったことがある。小沢さんらが予算は20%ぐらい無駄があると指摘し誰がために、実際に政権をとってみると無駄が見つからず、信頼を落とした経緯がある。
「一般会計ではおかゆをすすり、特別会計ではすき焼きを食う」姿勢に変わりはないか。
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