植田・日銀総裁では緩和策の「出口」は見つからない。 日銀の国債、株式買い入れで市場は混乱している。ここで見直しを言えば国民生活に大きな影響が出、推薦してくれた宮沢さん、選んでくれた岸田総理に恥をかかすことはできないのだ。それが学者出身の弱みなのだ。
日銀の決定会合が開かれるたびに市場は緩和見直しがあるのではないかと警戒するが、植田・日銀は評判の悪いYCCの廃止で長期金利は0.5から1%まで容認した。緩和策を見直す積極的な決定ではない。市場まかせなのだ。
そもそも植田総裁は宮沢に推薦され、岸田総理が選んだ。日銀の独立性というが決定会合に政府代表は出席できるが決定の投票権はないだけのことだ。選んでくれた2人に恩があるが国民のためではない。
今の国債、株式の日銀買い入れは巨額になって市場を混乱させている。ここで下手に見直しすれば国民生活に大きな影響が出るのだ。だから積極的な見直しではなく、判断を市場にゆだねた曖昧な決定になった。
緩和策の見直しが遅れれば遅れるほど、出口戦略での悪影響で、国民生活は大きく影響、日本経済は混乱する。
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