白熱電球を開発したエジソンが一番苦労したのはフィラメントといい、世界中から可能性のある材料を集め試作した結果、京都の竹が役立ったという話は小さいころから聞いていた。そのエジソンが悲しむ動きが起きているのだ。
米国で、8月1日から白熱電球の使用を禁止するというのだ。目的は地球温暖化対策での温室効果ガス削減計画だ。照明は全体の5%を占めているという。
テレビの情報番組によると、以前から米国では使用禁止の動きはあったが、一時トランプ政権で中止の動きになったがバイデン政権で実施される。
発光効率が基準になるらしい。白熱電球の発光効率は12~18lm/WでLEDの45lm/Wに比べて悪い。電球型蛍光灯も60~80lm/Wで45lm/W未満は使用中止になるらしいのだ。
LEDは価格は高いが、寿命が白熱電球1000~2000時間、電球型蛍光灯10000時間に比べ、40000時間と長い。
また、電球型蛍光灯には無機水銀が使われており廃棄には環境問題があるし、調光器付きの器具、非常用器具には使用できないという。
我が家は15年前に購入したが、照明用の電灯が26個あるが調べるとそのうち6個以外はアウトになる。
価格も白熱電灯200~300円、LED2000~3000円で10倍高い。量販店で購入する時一瞬躊躇したことがある。
日本も2030年までにCO226%削減だ。米国の動きとおなじになるだろうが、テレビ情報では信号機が問題らしい。LED化が進んでいないようだ。一方で白熱電球製造メーカー2社も生産から撤退という動きらしい。
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