朝日新聞 2022.11.9 |
8月11日、9時14分ごろ青森県沖地震発生、M5.9,震度4,震源の深さ20km、津波の心配なしとメデイアは伝える。しかしこの付近は千島海溝、日本海溝に由来する巨大地震の震源域だ。
1968年にはプレート内巨大地震が発生、M7~8、青森県東方沖事件が発生している。プレート内巨大地震は今まで4回経験している。
いわゆるプレート内巨大地震は30年以内の発生確率10~30%、M7.9,発生間隔は97年。そして一回り小さいプレート内地震はM7~7.9,30年以内の発生確率は90%、発生間隔は8.8年といわれている。
今回は震源深さが20㎞というからプレート間地震ではないか。
北海道や三陸沖では想定震源域とその周辺でM7以上の地震が発生した時は続いて巨大地震が発生する可能性がある。
青森県沖では千島海溝と日本海溝による巨大地震に発生が予測され周辺地域では海溝型地震の防災対策の推進が叫ばれているのだ。
M5.9といっても安心してはいけない。結構小さな地震は発生しているのだ。
発生経緯は23年は今までで13回、M5.5~6.1、22年は29回、M4.6~4.9,21年は35回、M4.6~5.1、20年は24回、M6程度、19年32回、M5.5,18年30回、M5で年間30回、M5~6程度だ。
しかし、巨大地震は小さな地震が続く後に発生するともいわれている。千島海溝型はいつ起きても不思議ではなく警戒している。
0 件のコメント:
コメントを投稿