8月9日の日大の釈明記者会見は本当にみっともない会見だった。林理事長の席の前にはマイクが林立しているのを見て説明するのだろうと思っていたら、一番マイクの少ない沢田副学長がほとんど説明、その内容は違法薬物事件では犯人隠匿、証拠物件隠匿の犯罪者の内容だった。
しかも元検事で、危機管理部の教授とくるから、うってつけの人材だと事件解明を任されたのだろうが、逆に日大の犯罪を浮き彫りにした。
一方で林理事長は「遠慮があった」「手を付けられず」とスポーツ分野へは遠慮していたのだろう。就任時に「まともな人間だったら再生できる」といっていたが、田中元理事長引退後もこのっていた人間は「まともな人間ではなかった」ということだ。
林理事長は就任1年、改革も6合目と自画自賛していたが、前回の事件はアメフト部の違法タックル事件だったが、今回は違法薬物事件だ。事件の本質が違う。「後ずさり」どころか、マイナスに転がり落ちたのだ。
さらに、無期限活動停止を決めたと思っていたら5日後に解除、あっけにとられる事故湯だったが、関東学生連盟が「出場させない」と決めたのはせめてもの救いだ。
事件をしっかり調べてみなが納得のいく対応をすべきだ。日大内部にも反対意見があったというが、林執行部はこれらの意見にどれほど耳を傾けたのか。
それよりも相変わらず、スポーツ分野の意見を優先したのか。それでは日大の改革はできない。
林さんは潔く辞任すべきだ。門外漢でただ知名度のある日大OBという資格だけではどうにもならないことを明らかにすべきだ。
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