まだオバマ政権が残っているのに、手土産をもってトランプさんに会いに行きあれだけ日本を振り回したトランプ・安倍政権に対してあまりぱっとしないバイデン・岸田政権だが、どちらが国のためになっているのか。
最近急にバイデン大統領が岸田総理を評価する発言を繰りかえしている。バイデン大統領はウクライナ支援で国内で批判がわき大統領選にも影響しそうだし、対ロ、対中での外交もパッとしない。その代わり7岸田総理はウクライナ支援、開かれたインド太平洋外交で行動が目立ってきた。バイデン大統領は岸田総理と組んでの外交に活路を見出そうとしているのか。
先日は日本の国防費増額問題でバイデン大統領が要望した結果だと発言し日本政府からクレームがつけられた。日本独自の判断というのだが、本当はトランプ前大統領の沖縄駐留費 増額の脅迫があった。飲まないと撤退するともいわれたのだ。
米国など海外からの要求がないとなかなか動かない日本政府の姿勢に変わりはない。
処でバイデン大統領は対中、台湾有事、北朝鮮問題では日本、韓国、米国の関係を重視している。今回岸田総理が韓国大統領と会談し友好関係を深めたことがバイデン大統領にとっては大きな成果で、キャンプデービットに招き3人の首脳会談まで用意している。
一方トランプ・安倍はどうだったのか。
まだ大統領についていないのに、外交のついでに手土産をもってトランクの私邸まで訪ねて友好関係を築こうとしている。
トランプ大統領は2人だけの会談が好きだったので都合のいい関係だったのだろう。思い出すのはゴルフ仲間としてのうごきだが、万一尖閣諸島が危険な状況になったときは米軍が守る約束をしてくれたことか。米国での2人の行動が目立っただけだ。
その点、岸田総理は派手ではないが、バイデン大統領と堅実な関係を保っているのではないか。対ロ、対中で米国寄りの動きをすることで関係悪化も心配されるが、民主主義政治の国家として重要な役割を持っているのだ。
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