バイデン大統領の国賓待遇での岸田総理招待の結果はどうだったのか。「日本では大拍手の議会など受けたことがない」というほど歓迎された米議会のの演説。バイデン大統領、岸田総理共にそれぞれ国内では大きな問題を抱えての日米首脳会談だ。
バイデン大統領は次期大統領選を控え、トランプ氏と五分五分の戦い中である。今は共和党のトランプ氏が優勢でも本選になるとバイデン大統領が有利となるのではないかと期待しているが、「もしトラ」とでもなれば今まで築いてきた多国間協調路線も崩れる心配がある。
東シナ海、南シナ海を中心に中国の不法な外交が続く。台湾有事の際は日本もただ事ではない。今でも尖閣諸島へ不法な領海侵犯を繰り返している。
従来は米国主導での日本、韓国、フイリッピン、豪がそれぞれ中国と対峙していたが、今回は日本も加わり共同軍事訓練や、指揮統制が行われる。
日本はパートナーとして重要な責任を負うことでグローバルパートナー制度の構築だ。
さらには、尖閣諸島はじめ有事の際には日米安保で日本を守る責任が米国にあることを確認できた。岸田政権が希望する外交の一つだ。
これにより万一トランプ氏が政権に戻っても崩すことができない枠組みを構築できたことになる。
また、リベラルとみられていた岸田総理が安倍さん以上の保守的な面も見せた。敵基地攻撃能力の保持、今後の軍備増強に財源は未定でも43兆円かけるという。バイデン政権は評価している。
経済でも、米国への投資、米国の雇用の創出に貢献している。円安は米ドルの強さだ。強いドルは望むところだろう。しか日本製鉄のUSスチール買収は、基幹産業の問題尾もあり今後ギクシャクするのではないかと思うがUSスチールは総会で買収計画を承認したという。
ほかに月面着陸に日本人2人の宇宙飛行士がと呈されているし月面走行車の開発も日本の技術が使われるという。巨額な宇宙開発でも日本が資金を拠出することなのだろう。
バイデン大統領は日本を味方につけウクライナ支援などトランプ氏が反対している外交にも国内で評価を得たいのだろう。
兎に角、今までアメリカにくっ付いて外交、安全保障を行っていた日本がグローバルパートナーとして参加する責任を負ったことになる。当然に中国、ロシアの抵抗が強まる。今までのような弱腰の外交ではだめなのだ。
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