2024年4月20日土曜日

政策金利日本利上げで0.2%、米利下げで4.5~5.0%では為替、インフレがどうなる

 日本の物価上昇は2.8%、日銀の狙う人件費などの上昇が影響しているのではなく、円安での物価高だ。海外からの観光客も「日本は安い」という。なんとなく新興国になった感じだ。

日銀はやっと緩和な利上げに踏み切った。0~0.1%の利上げはゼロ金利と同間隔で円高が進み今、155円だ。以前経営者は130~140円を見ていたので円安が続く。これが輸入品などの物価高で、日本国内は物価高がつづく。

物価高の要因は米国との金利差だ。米国の政策金利は5.25~5.50%、インフレも3%に近いが目標の2%には届かず、年内の3回の利下げは先送りという。もし3回利下げしたとしたら4.5~5.0%なのだ。これでインフレはどうなるか。

日本が0.2%、FRBが4.5~5.0%でもまだ金利差は大きい。日本が思い切って利上げをすべきだろう。ECBも4.5%を維持している。

今回の春闘では思いがけない満額回答も出たが、大企業での問題だ。中小企業での賃上げがどうなるか。減税とともに6月の様子見だろう。

アベノミクスの負の遺産というが、その英子湯は大きい。

そして中東問題、エネルギー問題が世界衛材に大きく影響している。こちらの方の解決も必要なのだが、アメリカの影響力も落ちている。米大統領選の結果にも注目か。


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