2024年4月9日火曜日

6月解散総選挙の可能性30%という:これ以上失うものがない岸田総理の強気の賭けか

 自民党の裏金作り処分で不満が高まり、「岸田おろし」の危険もある岸田総理が、グローバル・パートナー構築を目指しバイデン大統領の国賓待遇での招待にためにアメリカへ。バイデン会談の成功で10%台の支持率を上げようとしているのか。

岸田文雄という男が何故総理になれたのか。最大派閥の安倍派や麻生派などの指示で50人ぐらいのせいとうから総理にのし上がった。宏池会出身ということで国民のだれもが信用した。・

運よく、G7サミットの議長国だ。核拡散防止、非核をテーマにする場所としては広島は打ってつけの場所だ。おまけに米国が渋るのを横目に記念館見学までやった。

しかし残念なことにウクライナ侵攻でプーチンは核兵器使用を匂わせウクライナ支援国をけん制した。米国も世界大戦に進むのを懸念して及び腰になったが、米国追随でウクライナ支持に回った。

一方国内では、防衛費の増強、こども政策でも財源もはっきりしないままに推進。増税の疑いがもたれると所得税減税に踏み切った。

円安政策で物価が上昇、国民生活に支障をきたしたが、経済界に増税を要請、経済界も「金利のある正常な社会」を目指し、岸田政権を後押しする。

そして、共産党が指摘したパーテイー券でのキックバックによる裏金作りは「政治とカネ」問題が30年ぶりに再来した。自民党は大混乱、派閥解消や責任者の処分、そして政治資金規正法改正が大きなテーマになってきた。

この処分が岸田総理の恣意的処置と映った。最大派閥の旧安倍派の票は総裁再選に必要なために萩生田さんは処分とは名ばかりのお咎めなしの状況だ。

派閥の解消、政治資金の配分などで総裁の権限は強くなった。選挙では岸田さんに有利なはずだ。

6月の解散説も普通ならやらないが、岸田では「やりかねない」というのが専門家の見る30%説だ。

ないっ買う支持率は10%台、世論調査では首相にしたい議員ではトップの石破さん、2位の小泉さんに比べて恥ずかしいほど低位の8位だ。

失うものは何もない。派閥解消で自民党は総裁の独壇場とでも判断したのか。自分の処分がなかったことに関して「国民や党員の判断に任せたい」と豪語した。地震があるのか。


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