2024年4月22日月曜日

「謝罪」はするが「責任を取らない」岸田:本音は「自分は悪くない」ということか

 

自民党広報より
党が独自開発した生成AIで作成したキャッチフレーズ


米国訪問でバイデン大統領とグローバルパートナーで世界の問題に対応しようと今までの外交より一歩踏み込んだ政策を進めることになったが、国会ではいまだ詳細に審議されていない事項も含まれているだろう。野党は追及姿勢だ。

意気揚々と訪米から帰った岸田政権には支持率が20%前後、メデイアによっては変わらないが、数ポイント上がった調査も出ているが、10か月連続で支持率30%を割っている。

経済面では以外に円安が続き155円、株価は一時4万円を超えたが今は3万円台に下落した。金利差による円安で物価高で国民生活は四苦八苦だが、中東問題もあり大きく改善することはないだろう。

支持率が上がらない要因には「政治とカネ」の問題があり、政治資金規正法違反の裏金つくりに対する処理が国民に理解されていない。森さん、二階さんそして岸田さん自身に対する処分に不満がある。岸田派には3000万円の疑惑があるが岸田さんは「単なる手続き上のミス。修正申告で」と、さらには「会計責任者が起訴されているだけ」と簡単に考えている。

国民や野党は証人喚問で詳細を追及を要求するし、「いったい何に使ったのか」を明らかにしたい。

国民が納得する処理としては、岸田さんは「次の総裁選に出ない」、「森さん、二階さんに対しても除名か離党処分」か。

一方派閥解散しても党運営をどうするのか。人事、カネの動き、選挙対策など重要な分野が不明確だ。次期総選挙にどう対応するのか。意外に岸田総裁に権力集中で本人は「にんまり」しているのか。ポスト岸田も自分が出馬しないと宣言しない限り進まない。機を狙っている有力者は政敵として遠ざける手もある。

権力闘争には意外に強い。政敵を遠ざける一方で木原さんのように閣内を去っても重用される議員もいる。今回の訪米にも同行している。

外交でも自分にメリットにある政策は進める。G7での議長国として広島に恩を売ったが、広島サミットは限界とみられている。

聞く耳を持つ唯一の総理とうたっていたが、自分の都合のいいことだけだ。自民党が批判されている政治とカネ問題で車座会合をもって自ら出席しているがメンバーは身内だらけという。それでも厳しい声が上がっている。

「やるべきことをやっていない」と亀井静香さんは言う。これが自民党が信頼を回復するためには必要なのだが、岸田さんはわかっているのか。

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