2024.4.8朝日新聞 KOKUYOのシャープペンと芯 |
ある有名な経営者が「会議でパソコンで議事録をとっている奴は信用できない」と言ったことがあるが、何故かは覚えていない。その後違う人だと思ったが、パソコンで議事録をとっている人間はその言葉と文章を打ち込んでいるだけで、内容を考えていないという。
紙に鉛筆で議事録をとっていると、スピードが追い付かなくて、??の個所が残る。正式に議事録に仕上げるときに「何だったのか」と考えることになる。その考えることが重要なのだという。確かにそうだ。
私もペンタブレットでパソコンに入力し、保管していたことがあるが、鉛筆のようにすぐには役立たないし、折角ペンタブレットで入力していた内容が、操作ミスで消去してしまったこともある。それ以来ペンタブレットで記録をとることは止めた。
今、学校でも通信教育でも端末が重用されている。通信教育だと回答がすぐわかり便利だ。しかし、本当に教育として役立つのか。
私もワードで文書を作成し、関係者に配布しているが、漢字が正確に出てこない。ワードだと関連文字が出てきて、あやふやな漢字も正確な漢字に転換してくれる。だから漢字を形で覚えていて転換することになる。これじゃまずいを感じる。
テレビの情報番組で重要なところを紙に筆記しようと思ってもスピードが追い着かず、汚い字であやふやな表現に終わる。後で何だったかと考えるのに時間を取られる。
やっぱり筆記は、紙と鉛筆だ。
そう思っている今日、朝日新聞(2024.4.8)の「鉛筆の力 削りだす町工場」の記事が目に留まった。鉛筆も最も売れたときはb14億本で鉛筆メーカーもたくさんあったが今は少なくなったという。
ボールペンやシャープペンに押されているのだ。そこで軸は鉛筆のように木製で、芯はシャープペンのような水彩色鉛筆を開発したという。削りカスも処分が面倒だが、集めて、固めて着火剤(キャンプなどで使用)にしたアイデア例もある。
私もKOKUYOのシャープペンと1.3㎜の芯を使っている木製ではないので長く使える。経済的にも便利だ。削りカスも出てこないが、芯を最後まで使用できない無駄がある。
筆記は鉛筆と紙で、しっかりきちんと書く癖をつけたいものだ。高齢になると思う。
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2018.1.21掲載
鉛筆と紙:「できる人」と見られなくても筆記はこれだ yamotojapan.blogspot.com/2018/01/blog-post_21.html
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