2024年4月20日土曜日

17日豊後水道地震から学ぶ:南海トラフ地震想定内だが、発生メカニズムが違うという

朝日新聞 2024.4.19


30年以内にM7クラスの発生確率が70~80%と言われている南海トラフ地震、首都直下地震だが、想定震源域内での地震でも規模が小さい地震が発生している。海溝型の巨大地震の前には内陸型の地震が多発すると言われているので注意が必要なのは当然だ。

今回の4月17日深夜で発生した豊後水道地震は南海トラフ地震の発生想定内地震であったが、発生メカニズムが違い関連性は低いと専門家は解説する。発生の可能性が高くなったという変化も見られないというのだ。

しかし、いつかは必ず発生する巨大地震だ警戒を怠ってはならない。南海トラフ地震の発生は100~200年間っ買うと言われ、直近は1945年ごろだから予想としては2045年ごろだ。

専門家は早い時期は2030年中ごろというが、南海トラフ地震の発生メカニズムを解析した専門家はまだ200円先という。それほど想定は難しいのだ。

さらにこのような巨大地震になると、動く断層の距離も長く、両端では「割れ残り」があり、それも巨大地震につながるのだ。最近NHKが南海トラフ地震で「東割れ」「西割れ」を特集していた。

東北地方太平洋沖地震では北と南端に割れ残りがあり、青森県沖、房総半島沖は要注意という。能登半島地震でも割れ残りがあるという。

今回の豊後水道地震はM6.6で6.8までは至っていないので想定会議の招集はしないという。M6.8になると地震断層が出現するという。能登半島地震では至る所で異常が見つかっている。

深さが39㎞だった。この付近ではプレート内での断層が動いたことになる。巨大地震はプレートとプレートの接するところなので20kmほどか。

震度6弱はこの辺では1996年ぶりという。気象庁はいろんなデータから判断しているのだろう。判断を間違うと大変なことになる。

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