2024年4月10日水曜日

岸田総理訪米目的:国内では泥船だが、「もしトラ」では日本を守るか

 自民t党の裏金作り処分も岸田さんの総裁、総理を維持できることを目論んだ処分が萩生田氏の「お咎めなし」の処分に批判が集中、旧安倍派の指示が得にくくなっている泥船状態だが、万一再選ができたとしても人気のない政権に組閣や人事で協力できる議員がいるのか。

そうとも言える政治環境にあって、意気揚々と岸田総理は訪米している。国賓待遇で勝つ国会で演説できるということは、またとない人気挽回の時ではないか。そう思っても無理はない。

一方、メデいアは「もしトラ」が現実のものになる恐れもあるという。

トランプ前大統領は民主政治をどう考えているのか。選挙のやり方に不正があると支持者の国会乱入事件を起こしたり、裁判攻めでギュウギュウとしていることに果敢に抵抗している。

民主政治は米国が守らなければならない民主主義だが、トランプ氏は中国やロシアのような独裁国家を求めているのではないか。大統領になって何でもできる体制がトランプ氏の理想なのか。

トランプ氏や支持者らはウクライナ支援の予算を拒否している。ウクライナは今まで奪い返した領地を手放す状況になっている。6兆円というウクライナ支援予算だが、米国の予算が1000兆円を超えていることを考えると拠出拒否はどういう意味があるのか。

トランプ氏は自分が大統領ならすぐに停戦できるとか、ウクライナとロシアで分割案を提案しているらしい。しかし、最近の情勢を持っていないので勝手な提案だとバイデン政権関係者は言う。

しかし、「もしトラ」が実現した場合にどうなるか。従来の「多国間協調」がトランプ好みの「2国間協調」になるだろう。皆そのことを心配している。その二国間協調もボルドン氏の回想録だと結構恣意的で国家間の協議ではない。

日米同盟は強化することになる。中国やロシア、北の動き、さらには台湾有事の際の関係強化は大事だ。今回は日米比の首脳会談が予定されている。

防衛費増強も今回の土産になるだろうが、43兆円の財源はどうするのか。トランプ氏は同盟国に防衛費の増額を強いている。応じなければ防衛できないとも言うし、撤退を匂わす。在日米軍基地も沖縄に多大な負担をかけているが、撤退となれば縮小だ。トランプ氏は本気かと言いたい。

米国への投資、米国民の雇用創出を訴える。日本企業の投資も盛んだし、雇用もバイデン政権で増加している。

巣での共同声明の案はできているという。事務方が作成した案をトップ会談で確認し合うのだろうが、バイデン大統領の勘違い、言い間違いに注目だ。

今は、共和党の指名争いでトランプ氏が注目されるが、本選の予想では45%付近で拮抗している。本選では米国国民は世界の平和、民主政治を守るためにバイデン氏を選ぶのではないか。



 

0 件のコメント: