2025年4月3日木曜日

トランプ「日本に46%の半分の24%課税」と:米の貿易赤字184兆円のうち日本は約10兆円

 

トランプ大統領の「相互関税」発令記者会見
民放テレビ番組から 2025.4.3

世界尾が注目していたトランプの悪名高き関税を一律10%かけ、国によっては上積するという。それによると非関税障壁などで46%かけられていた半分の24%を日本に欠けるという。中国は67%の関税をかけているが今回は34%、EU20%、イギリス10%、ベトナム46%になるらしい。

日本がやり玉に挙がっているのは自動車部品関連、半導体製造設備関連などだ。日本はトランプー安倍会談で2019年に関税削減のために日本貿易協定を締結している。日本は手ごわい相手だとトランプはいったが、このこともあるのか。

米国は関税に関して正確な情報を持っているのか。報道官がしきりにコメに700%関税をかけているというが、私の記憶ではコンニャクが日本への輸入で高関税をかけ、国内の生産者を保護していると聞いたことがある。

このトランプの関税政策で各国は脱アメリカを目指し販路の拡大を目指しているらしい。カナダなどの動きが目立つ。

米国は何で赤字貿易なのか。184兆円という。どの国でもいえることだが、GDPの6~7割が個人消費だ。米国も個人消費が経済成長を引っ張っているのだ。消費が増えれば安価な製品の輸入を増やすしかない。

しかし専門家も言うように、アメリカが大国であるから通貨高、人件費の上昇でどうしても製造業の競争力が低下する。

トランプも日本は「通貨安」円安政策を批判しているが、日本はむしろ円高を期待している。FRBが4%前半、日銀が1~2%に利上げすれば金利差も縮小するので円高に向かうのではないか。

人件費だって米国は伸びが大きいが、日本は長期間低い伸びで現在やっと賃上げの動きだ。

世界は脱米国を目指すが、米国はインフレにならないか。注目だ。




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