2025年4月26日土曜日

トランプ大統領の政策プログラムに「戻る」のキーはないのか

あれほど生き込んで発した相互関税構想も進めれば進めるほど、米国内経済に「トリプル安」の状況を生み出し、慌てたトランプ大統領が一時停止、個別の見直しに出た。各国専門家は十分な考慮もせずに突き進んだ結果と酷評する。

一番貿易赤字を生んでいる中国に対して145%の課税をすると、負けじと中国は125%を課する姿勢に出た。なかなか中国からの交渉、協議の話がなかったために「高い関税を落とす」とか「50~65%、ゼロではない」と新たなメッセージをトランプは送る。

しかし中国は「米国に誤ったやり方をただし、議案を示し対等な立場での正しい道に戻ることを求めえる」と報道官は正当論を発する。

トランプは「協議をしている」トピえば中国は「協議も交渉もしていない。フェイクニュース」と突き放す。

一方で、各国も実情に合った交渉をしているようだ。日本は「世界モデル」をつくると意気込むが、韓国はすでに「パッケージ合意」を結んだというが、G20では米国の関税問題で共同声明が出せない状況だ。

米国は為替、安全保障と絡めた交渉を考えていたようだが、難しそうなので切り離すと言い出した。それでも「ドル安」を狙っているようだ。

こんなことをやっとぃる間に中国は多国間貿易体制維持のために欧州各国と「開かれた世界貿易」を狙っている。米国に代わって手足を伸ばすつもりだろう。

トランプ大統領の政策に「戻る」のキーがないのか。


 

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