2017年9月26日火曜日

国難突破解散?:国は災難に遭っているのか、安倍政権の行き詰まり打破か

安倍総理記者会見 2017.9.26 おはよう日本
昨日の安倍総理の記者会見で今回の解散を「国難突破解散」と言うらしい。今日本は災難に遭っているのか、それとも本音は安倍政権の行き詰まりを打破しようとしているのではないか。

今朝のNHKニュースでは、消費税の使途を従来言ってきたことを見直すことは国民の生活に大きく影響することなので国民に信を問うのだという。要は消費税の増税分を借金の返済に当てるのではなく、新しい政策の「子育て」「人作り」政策の財源にするというのだ。

少子高齢化は日本が抱える避けて通れない社会現象であらゆる仕組みが崩れてくる「国難」に当たるだろう。ここで国民に信を問うて大改革に進む決断をしたのかも知れないが、民進党の政策のパクリをやっていないか。それにより民進党潰しだ。

財政再建より財政出動を優先し赤字財政を続けることを国難と言っているのか。従来政府が約束していた2020年までにPB黒字化の目標を反故にしてしまった。

だとすると、国民に信を問う前に我々が先に選んだ国会議員による国会審議でしっかり議論し妥協点が見つからなかった時に国会を解散し信を問うのが筋ではないか。だから国会軽視、大義なき解散と厳しく批判している。

国会を開けば消費税増税、新しい政策での財源を議論するだろうが、安倍総理が1番嫌っているのは「森友、加計学園疑惑」で追求が続くことだろう。折角上がってきた支持率もまた下落する。

国難と言えば対北朝鮮の核、ミサイル開発、中国の尖閣諸島での領海侵犯だろう。ミサイル発射は日本の上空を通過し太平洋上に落ちる。間違えば日本領土も危なくなる。中国の尖閣諸島の領海侵犯は日本の漁師の生活も脅かしている。

対北朝鮮での「対話より圧力」「制裁強化」で国民の安全、安心を守ろうとするのが安倍総理の持論だが、トランプ大統領が「シンゾウハツヨイ」と評価しているだけで世界の指導者は圧力以外の手段を吹聴している。日本と北の脅威に温度差がありすぎる。特にロシアは背後で北寄りの政策を執っている。
また、ロシアとの北方4島返還問題は極東経済開発で資金をせびられるが返還交渉など進むはずはない。開発資金に苦しむプーチン大統領に利用されて終わりなのだ。

国難に当たるかどうかは分からないが、安倍政権は政策で行き詰まっている。そこも突破したいのだろうが、突き進むのでなく「見直し」が必要なのではないか。

アベノミクスを加速と言うが景気は良くなっているが実感が湧かない。物価も上がらず2%のグローバルスタンダード達成は難しい。アベノミクスの見直しが先決だ。

憲法改正をどう進めるのか。第一段階は「9条1,2項を残し自衛隊を明記」第二段階で「2項を削除」して9条変更を完結するらしい。今まで公約の最後尾に記載していた憲法改正をどうして大上段で争点にしなかったのか。野党からは「争点隠し」と批判されてきた。集団的自衛権は閣議決定したのだから急ぐ必要があるのか。

2%物価目標、異次元の金融緩和を今後どうするのか。「2%達成まで継続する」という安倍総理の意向が日銀の金融政策を制約していないか。日銀だけが周回遅れの政策をとっていることになる。

金融政策の他に規制緩和、構造改革が必要になるが、戦略特区構想では森友学園、加計学園疑惑が明るみになり安倍総理夫婦が悪巧みに大きく関わっていた。官僚の忖度は公平さを要求される行政を狂わす結果になっている。安倍総理は「丁寧な説明」を主張しているが国会審議はほど遠い内容だった。

安倍総理の解散・総選挙の本音は「野党がゴタゴタし、共闘が整わないうちに打って出る」野党潰しは明らかだが、「疑惑隠し」も本音だろう。議席を減らしても早期解散の方がメリットが大きいとみたのだろう。

でも番狂わせが生じた。小池新党が小池さんを代表に担ぎ自民党に対抗するらしい。自民党政権の補完政党ではないのだ。安倍政権にとっては「国難」なのだ。


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